平成30年6月9日 大分駅前にてNHKハートスポーツフェスタパラスポーツ体験広場が開催されました。
そこに外薗義肢製作所も義足体験コーナーのスタッフとして参加しました。
義足を貸してくださった岐阜県の今仙技研様と熊本総合医療リハビリテーション学院様ありがとうございました!(^^)
今回用意した体験用義足は膝下から切断した人に作る下腿義足というもので、日常生活用と競技用義足を用意しました。
競技用義足は実際にパラリンピック選手たちが使用する板バネと同じ義足メーカーのものでカーボン(CFRP)で作られています。
皆さん積極的参加してくださり、手すりに掴まりながら歩く方がほとんどでしたが、
中には板バネの感覚に慣れて手すりなしで歩かれていましたよ~!(^^)!
体験された方の中から『板バネが思っていたよりも固くて、バランスをとるのが難しい。
これで走っているパラリンピック選手たちの運動神経に驚いた。』という感想をいただきました。
また太ももから切断した人に作る大腿義足の体験も人気でした!
大腿切断をした方には膝がありません。その代わりに膝継手という部品がついているのですが、
歩くときにどのタイミングで膝が曲がるのか、皆さん普段無意識に歩かれている分
膝の重要さを体感していただけたのではないでしょうか(^-^)
体験された方々は突然膝がガクッと折れることに最初は怖がりながらも、だんだん歩くタイミングを掴んでいました!(^^)!
途中、パラリンピック陸上選手の中西麻耶選手がプライベートで参加してくださり、
参加した子供たちに義足をみせてくれました(*^-^*) 皆さん興味津々でした!
実際使われている義足についての意見も聞かせていただき私たちも勉強になりました。
(…せっかくなので一緒に写真を撮らせていただきました!中西麻耶選手ありがとうございました!)
今回を通じて義足が少しでも身近に感じてもらえたらと思います。
2年後の東京パラリンピックの際は応援ももちろんですが、パラリンピック選手がどんな義手・義足をつけているかも見てみてくださいね~(^-^)